周囲の子どもの言葉に傷つきそうな時
年長さんで保育所に行き、加配(すこやか保育を利用)の先生をつけてくれました。年長さんになると、周りの子ども達がしっかりしているので、周りの子ども達もたくさん助けてくれていたように思います。特に女の子が3人取り巻きのようにいて、あの時が息子にとって一番のモテ期だったように思います。
小学校の入学が間近に迫った頃、同じクラスの結構活発な男の子から「字を書かれへん子は小学校に行かれへんねんで~!Tくんは行かれへんのちゃうん」と言われました。一瞬、ドキッとしてひるみそうになったのですが、もしかしたら、入学前で誰かに言われたのかな~?心配してくれてるのかな~?と思って「心配してくれてるの?」と聞いたら「うん」のうなづきました。
「ありがとう。大丈夫やで。字書けなくても小学校には行けるよ」というと「そうなん?」とちょっとホッとした様子でした。そういえば入所当初も「なんでしゃべられへんの?」「なんで手で食べるん?」等々質問攻めで、こっちが滅入ってしまいそうな時もありました。
その都度「そうだよね~。なんでかな~?しゃべれるようになったらいいね~」とか答えていたら、そのうち聞かなくなってきたし、どこ子も決して悪気はなく、純粋に不思議に思っているだけで、聞いてくれるから話せる機会ももらえるなぁと思いました。