妊娠高血圧症・緊急帝王切開

 2009年の1月、妊娠24週頃に尿蛋白の異常値が発覚して、近所のクリニックから神戸市立中央市民病院に紹介されました。中央市民病院では母体の腎臓機能が弱っていて、尿蛋白が出ていること・そのため胎盤の血流も悪くなって胎児に栄養が充分いっていないため大きくなっていないこと(胎児発達遅延)・羊水が少ないこと、を説明されました。

1週間自宅安静になりましたが、徐々に血圧もあがってきたため、入院。その時点で、本当はもう少しおなかの中で育って欲しいけど、難しそうだから、胎児が元気なうちに帝王切開で産みましょう、と言われました。

入院中は妊娠高血圧症の方によく起こるといわれている子癇発作(しかんほっさ)に気を付けるよう言われたのですが、目を使うこと、細かい作業をすると発作が誘発されやすいらしく、読書やテレビを見ること、手芸などの作業ができなかったため、とても1日が長かったです。

予定していた手術日2日前に、胎児の心拍が遅くなり、私自身の血圧も上昇したため、緊急帝王切開になり26週4日に505グラムでMちゃんは誕生しました。私自身の体調は出産後、体重が15キロもおち、出産前の体重よりも軽くなってました。妊娠中には自覚していなかったのですが、ひどいむくみで体重が増加していました。むくみがとれてはじめて、自分の体がむくんでいたことに気づいたぐらいです。